地域包括ケアシステムとは?~生活支援サービスが担う役割~

地域包括ケアシステムの姿
◇地域包括ケアシステムとは?
地域包括ケアシステムとは、高齢者が住み慣れた地域で安心して自分らしい暮らしを人生の最後まで続けることができるよう、
「住まい」「医療」「介護」「予防」「生活支援」が切れ目なく一体的に提供される体制、考え方のことを指しています。
この体制の実現のためには、
自助(介護予防への取り組みや健康寿命を伸ばすなどの自分自身のケア)、互助(家族や親戚、地域での暮らしを支え合い)、
共助(介護保険・医療保険サービスなどの利用)、公助(生活困難者への対策として生活保護支給などを行う行政サービス)
という考えに基づき、医療機関、介護事業者だけでなく、民間企業、自治体・地域住民・町内会・ボランティアなどが
一体となって地域全体で取り組むことが求められています。上図はその姿を表しています。
住み慣れた地域で自分らしい暮らしとはどういった姿なのか、
埼玉県公式HPにてわかりやすく「地域包括ケアシステム」について理解を深める漫画が
公開されていますのでご紹介します。
(埼玉県公式HP地域包括ケアについてのご紹介ページ外部リンク↗)
◇地域包括ケアシステムの目的
今までは、自分らしく安心な暮らしをするために医療機関や介護事業者による保険サービスが充実していれば
良しとされてきましたが、各地域で高齢化が進み、国の財源の観点からも保険制度を維持していくためには、
それだけではなく、もっと色々な方法で支え合っていこうという考え方に変化しています。
あくまで目的は高齢者を支えていくためにという仕組みですが、
事業者側としてはここにビジネスチャンスがあると考えられています。
別ページで紹介している介護保険外サービスと呼ばれる保険に頼らない自費サービスや
見守りシステムなど、高齢者を支えるための新たなサービスが求められています。
◇地域包括ケアシステム構築のポイント
当社が考える地域包括ケアシステム構築のポイントは、「連携」です。
各地域で高齢者を支えていくためには、医療機関、介護事業者、
民間企業、自治体・地域住民・町内会・ボランティアなどの各団体がバラバラではいけません。
連携を促し、各機関を繋ぎ合わせていく存在が大切だと感じています。
地域包括ケアシステムで「生活支援」が重要な役割を担うことは
医療機関や介護事業者が当社ベンリーにフランチャイズ加盟頂いていることからも
非常に実感しています。(医療介護事業者様の事例はコチラ)
だからこそ生活支援サービス事業を運営する企業として、
各地域でベンリーが実働部隊として、地域包括ケアシステム構築のために
医療機関や介護事業者、自治体、その他企業を結ぶ歯車となっていけるようにと考えています。
更に、ベンリーが考える「ベンリータウン構想~ベンリー地域包括ケアシステム~」というものがあるのですが、
こちらはなかなか文章では語り尽くせないため、是非説明会でお話を聞いていただければと思います。
〇地域包括ケアシステムと関係していく介護保険外サービスとは?
介護保険外サービスの対象や課題について事例をご紹介します⇒コチラ