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加盟企業の事例

薬局の存在価値を高め、地域のお客様にとって一番身近な「かかりつけ」を目指す【生活支援サービス導入インタビュー:㈲仁成堂様】

調剤薬局

仁成堂薬局  阿知須店
仁成堂薬局 阿知須店

有限会社仁成堂 代表取締役 大谷 嘉嗣

~ 目指すは一番身近な「かかりつけ」 ~

POINT
  • ただ薬を販売・渡すだけの場所のままでは、大手の薬局、あるいはドラッグストアとの差別化を図ることはできない。薬局の存在意義を問われる中で、会社として、何か新しい業態にならないといけないと考えた。
  • 加盟の決め手は、ベンリーの研修が「小さい社長」を育てるような、心構えを含めての人づくり、人間づくり、社長作りをしていく研修の仕組みがしっかりとあると感じたことでした。

有限会社仁成堂様は、山口県山口市で三店舗、島根県益田市三店舗、計六店舗調剤薬局と高齢者向けの配食サービス事業を経営していらっしゃいます。

Q.薬局業界について 感じていることを教えてください

A.今、調剤薬局の業界は、存在意義がとても低下してきていると感じています。「薬局はなにをするところですか?」と聞いたら「薬をもらう所です」という答えが一般的かと思いますが、それだったら、薬局よりもドラッグストアの方が営業時間も長く、他の物もついでに買えるワンストップサービスで便利だと思います。規制緩和され、これからはオンラインで診療、服薬指導を受けて、あとから商品が届くみたいな事も法律上可能になってきています。薬局に来てわざわざ対面で薬をもらいに来るという行為に、意味が薄れてきているように思います。調剤薬局の存在意義を問われる中で、会社としては、何か新しい業態にならないといけないと思っています。

Q.検討の際、ベンリーの研修施設を見学されていかがでしたか

A.研修施設を見学させていただいて一番感じたのは自分が考えていた生活支援サービスはスケールが小さ過ぎたということでした。サービス単価の桁が違いました。百万円、二百万円という単位のものでも、ベンリーを窓口にして依頼を受けることがあり得るんだと、とても感じました。医療関係の出身者からすると、生活支援サービスというとどうしても家事代行みたいなことに目線が行きがちだったのですが、お客様との関係性が深まるにつれて、最後は生前整理などそういうところまでサービスの幅が広がっていくことを知り、生活支援サービスの事業領域の認識がガラリと変わりました。例えるなら「代理の息子サービス」と言ったところでしょうか。今までは三世代同居なら息子に頼んでいたけど、核家族化が進んで息子は遠く、お嫁さんやお婿さんは近くにいても気軽に相談できないということが起こっていると思います。ベンリーはその代わりになってくれる存在だと思います。息子ができる範囲は修繕してもらえ、できない事は業者さんを呼んでやってもらったりするように、ベンリーは息子サービスに近いという認識を、見学や説明を受けて改めて感じました。

また、ベンリーの研修は、小さい社長を育てるような研修に感じました。加盟を決めるにあたって非常にこの部分が大きかったと思います。生活支援サービス事業で大切なのは、テクニック的なものではなくて人にあると考えており、その人づくり、人間づくりがとても難しいと思っていました。質の高い人材はなかなかいない。例えば、お客様宅でここが壊れていると伝えられた時、他の場所も同じような現象になって不具合が出ている所があるのではないかと、気づくことができる人とできない人がいて、ちょっとした個人差は仕方ないのだと思っていました。しかし、ベンリーの研修では、できるできないではなく「こういう考え方で、こういう仕組みで気付かせるのです」といった方法論、心構えを含めての人づくり、人間づくり、社長作りをしていく研修の仕組みがしっかりとあるのだと感じ、「よし、この事業をやろう!」と、それが一番の決め手だったと思います。

Q.ベンリー事業導入によって期待していること

A.よく薬局業界はいろんな方から「お客様にとっての『かかりつけ薬剤師』、『かかりつけ薬局』になってもらえるよう、そういう窓口や敷居は低くしていたほうがいいよ」と言われ、自分達なりにもいろいろ考えてやるのですが、どうあがいても「薬剤師」ということに変わりはありません。一般の方からすると薬剤師というのはどうしても敷居が高くて遠い存在だと思われています。そこでベンリーのように信頼できて、気軽に相談できる代理の息子のような存在になれたらと思っています。代理の息子のような存在が身近にいたら、それがきっかけで「〇〇さん、かかりつけの薬局とか先生はいたほうがいいよ、薬局や病院に行く度に使う薬局を変えたりするよりは、一つの薬局に行った方がいいよ」とアドバイスできるようになると思っています。まずは身近に「こういうことってやっぱり必要なのかな」とか「こういうことで困っているけど、どうしたらいいと思う?」と相談する相手が必要だと思います。べンリーはそういうポジションになれたらいいなと思っています。

大谷様にはその他にも配食サービス、そしてベンリーへの導入の経緯、これからの想いについてもお聞きしています。インタビュー内容の全文をご覧になりたい方、PDF、紙面での資料や他事例記事をご希望の方は(コチラをクリック)よりお問合せください。

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